こんにちは。
まると建築デザインブログの徳丸です。
一級建築士の学科や製図試験によく出題される空調方式の一つである空冷ヒートポンプパッケージ方式についてご説明していきます。
空冷ヒートポンプパッケージ方式
難しい言い方になっていますが、簡単に言いますとエアコンのことを指します。
エアコンと言っても漠然としたイメージとなってしまいますので、どのような構成が空冷ヒートポンプパッケージにあたるのでしょうか?
それは、
室外機(ヒートポンプ)と室内機を繋ぎ、構成されているもののことを指します。
この構成には様々なバリエーションがありますので、確認していきましょう。
壁掛け型
こちらは一般的な家庭用エアコンです。
操作性や省エネであり、良く使用されています。
低コストなので、住宅では一般的になっています。
天井カセット型
こちらは、天井カセット型になります。
天井に埋め込まれるタイプで、省スペースであり、店舗等では最も多く採用されています。
こちらも一般的なエアコンと同じ構成となっています。
また、マルチ型と言う、室外機を1つで多数の室内機を制御する商品もあります。
床置きダクト接続型
単一ダクト方式よりもシンプルな構成であり、高い室内空間でも使用できる空調方式となっています。
また、低コストであり、メンテナンスにも優れていて、ランニングコストも低くできます。
構成としましては、2.5m×2m程度の空調機室からダクトを通って上部の壁または天井面から吹き出します。
本体上部のダクトを天井裏まで伸ばすので、DS(1m×2m程度)が必要になります。
内容を理解できれば、製図試験での空調方式で間違うことはありません。
理解して製図試験に臨みましょう!
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