【一級建築士】全熱交換器について解説!『環境設備』

一級建築士

全熱交換器について解説

全熱交換器とは、室内と室外の空気を効率的に換気するシステムのことです。

全ての熱である『温度』『湿度』を交換するするため、全熱交換機ともいわれます。

全熱交換器は内部の交換機エレメントを通して空気を交換することで、

新鮮な空気を室内に取り入れ

汚れた空気は室外に排出

することができます。

DAIKINより引用

また、一級建築士では、

温度を『顕熱』

湿度を『潜熱』

といいますので、言い換えには注意しましょう。

 

特徴

それでは、特徴をおさらいします。

・温度と湿度を一緒に交換することができる

・交換機エレメントにより効率的に換気ができる

・外気を新鮮な空気に変換し、新鮮な室内環境にすることができる

・室内の汚れた空気を取り込み、室外へ排出することができる

一級建築士製図試験で考えること

全熱交換器を設置する場合は、100㎡以内に一台設置を目安とします。

※必要な換気回数、機器の能力によってもことなります。

また、天井内に納める隠蔽型のとして考えます。

大きさは、幅1200×奥行1200×高さ450で想定して設計をするのが良いかと思います。

 

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